この時期、EPSONのパソコンはデスクトップ、ノート共にアップグレードを謳っておりました。
主にデスクトップではグラフィックアクセラレーターボード等のパーツが純正品として供給され、当時移行が始まったWindwosを意識した展開を見せておりました。
一方、ノートでは、モノクロ液晶→STNカラー液晶→TFTカラー液晶へとグレードアップできたり、PC-486NAU/NAVの紹介で述べたPCLSV2等のL-Slot機器や110Pinバスを使いマルチメディア化が可能となっていました。
純正CPUボード(時代はCUIからGUIへ・・・)
また、CPUもメーカーサイドでアップグレードしてくれる等のサービスが、デスクトップとノート共に提供されておりました。
とりあえず予算内で購入し、状況に応じて機能をアップ、といった具合に幅広いユーザーをターゲットにした展開で、EPSONユーザーが最も増えた時期だったのではないでしょうか?
時代はDOSからWindowsへと大きく流れる気配を見せ、この状況を打開するためか、NECもついにPC-9801からPC-9821へと進化しました。
110Pinバス拡張ボックス
上の写真はI・O-DATAから発売された「マルチメディアボックス」と呼ばれる、背面110Pinバスに接続する拡張ボックスです。
Windowsを意識したもので、CDドライブとグラフィックアクセラレーター、そしてPCMサウンドカードをまとめて増設できます。
ただ、強化されたグラフィックも「マルチメディアボックス」の背面のコネクタより外付けモニターに接続しなければ全く意味の無い構造です(笑)
(どのみち、こんな大きな物をつけたノートを携帯する訳もなく・・・)
そして、サウンドカードに至ってはデスクトップのCバスカードがそのまま入っています。
ただ、考え方によっては、Cバス拡張ボックスとしても利用できます。
もちろん、純粋なCバス拡張ボックスも販売されていました。
【文章:銀牙】(2009年3月18日追記)