排他式


トップページに戻る

携帯型パソコンの名称

 一般的に日本では携帯型パソコンを以下の名称で区別してい呼んでいます。
 まるでボクシングの階級並みです。
 海外では液晶+携帯型なパソコンは殆ど全てをラップトップ(膝の上で使用する意味)、ハンディサイズをパームトップ(手で持つ意味)と呼んでいます。

 これらは正式なものでは無く、明確な区別も無く、すべて俗称的なものです。


ミニコン(ミニコンピュータ)
 決してポータブルではありません!
 タワーパソコンより巨大です。
 近年ではラックマウントも指す様です。
 本棚1個から3個位のサイズを想像して下さい。
 メインフレームと比較して何と小型(ミニ)なんでしょう。
 皆さん勘違いして使わないで下さいね。
【文章:銀牙】(2009年4月18日)


ポータブル
 広義では携帯可能なパソコン全てを指して使われます。
 1983年にCompaq社がCompaq Portableと言うネーミングで、旅行用スーツケースサイズの携帯可能なパソコンをリリースしました。
 この機種は小型ブラウン管でしたが、キーボードが蓋の様に画面を保護すると同時に完全一体型となり、(何とか)持ち運べました。
 Compaq Portableという機種の登場がIBM互換機初期だった為、世界の注目度が高く、狭義においてラップトップ以上デスクトップ以下であったり、ブラウン管の小型パソコンを指す場合もあります。
 しかし、Compaq Portableの登場より10年前、小型ブラウン管でオールインワンを実現していたSHARPのMZ-80シリーズがありました。
 大きさで言えば同じ位でしたがポータブルと呼ばれた事はありません。
 取っ手が付いていれば、世界初ポータブルパソコンと呼ばれたのか?
 残念ながらMZ-80シリーズは、もっと小さなワンボードマイコンからの進化ですから、相対的に言えば巨大化なのでポータブル化と思われなかったでしょう。
 ところでCanon NAVIは、このカテゴリでいいのでしょうか?
【文章:銀牙】(2009年4月18日)


ラップトップ(HPC:Handheld PC)
 広義では先に書いた通り「携帯可能なパソコン」を指します。
 欧米人と会話すると必ずと言って良い程、ノートパソコンを指してラップトップと呼びます。
 狭義というか日本では、「百科事典サイズより大きくてもCompaq Portable程大きくない」場合や、「確かに液晶で折りたたんで持ち運べるが、ノートと言うにはチト図々しくない?」場合に用いられています。
 前者が何故百科事典なのかといえば、1989年初頭にEPSONがラップトップの小型化に成功した際、「ノートって言いたいけど、世間から批判されそうだ」と、(自信が無かったのかは不明ですが・・・)ブックコンピュータと独自に命名した為、「中間クラス」が出来たからです。
 ボクシング風に言えば、ライト・ヘビー級とヘビー級の間に何故クルーザー級なの?みたいな不思議感。
【文章:銀牙】(2009年4月23日)


ブックタイプ(ブックコンピュータ)
 先の通り1989年から数年に渡り生産された、EPSON製のラップトップ未満でノートと呼ぶと世間から批判を受けそうなサイズを指します。
 ボクシング風に言えば、ライト・ヘビー級とヘビー級の間です。
 1985年に富士通より発売されたFM-16πは、EPSONの言うブックサイズに非常に近かったのですが、表示行数がFM-16以下であった事から、富士通はこれをハンドヘルドコンピュータと位置づけていました。
 (ハンドヘルドの老舗は皮肉にもEPSON)
 EPSON機以外で単純にブック(ノートブックやネットブックは含まない)を名乗るの機種は見かけません。
 近年では、FM-16πやEPSONのブックタイプもラップトップと呼ばれる事が多くなっています。
【文章:銀牙】


ノートブック(ノートパソコン)
 広義ではラップトップ以下で携帯電話より大きいサイズ全般を指します。
 一応、ディスプレイ部分を折畳む等のアクションを含みます。
 解像度がIBMの解像度企画のどれかに含まれていない場合は、ハンドヘルドと呼ばれる風潮があります。
 ノートパソコンでも大型の物をデスクノート、小型で軽量な物をサブノートと区別します。
 それ以外にリブレット(小型の本)やネットブック(ネット端末用ノート)とか、細かくなってきました。
 リブレットは東芝の商品名ですから固有種です。
 ややこしいのがネットブックです。
 まず第一に、元々あったネットブックという名称は、PSION製PDAの商標だったと思います。
 それがEeePC以降、何故か別の意味になっているので注意が必要です。
 ネットブックの名称については、PSION側から登録商標という事で訴訟問題になっている様です。
 しかし、一般的には、低電圧CPUのAtomを使用してB5程度までのサイズのノートブックパソコンを指す意味で使用されています。
 ところが最近はデスクトップでもノートでもAtom仕様が増えてますから、実際はノートパソコンの中の亜種がネットブックという感じです。
 では、ビクターのInterLinkは?!工人舎の一連の小型ノートは??
 限りなくグレーゾーンのエリアです。
【文章:銀牙】(2009年4月25日追記)


ハンドヘルド(Handheld Computer:携帯情報端末)
 元々、手で持ち運んで使えるパソコンの総称でしたが、WindowsCEの登場で定義が難しくなっています。
 (以前はパソコンというだけで端末を意味していた)
 主にVGAに満たない解像度のモニターの機種が多く、性能もバッテリ駆動時間を優先して、同時期のデスクトップ以下になっています。
 ノートブック以上に携帯性が重視され、電源オフというよりサスペンド状態で作業内容を保持している機種が大半です。
 古くはHC-20、DOSでは富士通のInterTopや青モバの愛称で知られるNECのMobileGear、HPの200LX、HANDY98もこのカテゴリでしょうか。
 でも、HANDY98クラスの大きさともなれば、下記のPDAやパームトップなのかもしれません。
 近年ではWindowsCEはPDAに移行しており、ハンドヘルドと呼ばれる機種は殆どありません。
 ビクターのInterLinkは初めはハンドヘルドとしてリリースされ、やがては小型ノートへと発展しました。
【文章:銀牙】(2009年4月25日追記)


PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末)
 携帯情報端末と位置付けられている為、「デスクトップ等との何らかの連携が取れる事」が必要で、実際にはハンドヘルドも含まれます。
 PDAと聞くとSHARPファンやLinuxファンならZaurus、マカーならNewtonあたりに始まって、東芝はGENIO、SONYのCLIE、COMPAQのiPaqが代表格です。
 元はZaurusで、独自の世界観で切り開いてきたカテゴリと言っても過言では無いかもしれません。
 現在ではWindowsCEの進化に位置づけられていますが、WindowsCEの搭載有無は関係ありません。
 初期のPDAは進化した電子手帳といった感じで、8bitのCPUにモノクロ液晶でした。
 モノクロ液晶の方がバックライトが無い為、カラー化されても中々カラーZaurusへ乗り換えるユーザーは少なかった様です。
 (Appleとの連携が売りだったNewtonも当初はモノクロ)
 他のOSとの連携が重視されている現在でも、主用途は電子手帳の流れを受け継いでいます。
 つまりスケジュール管理やメール等をメインパソコンとリンクさせて使用する琴が最も正しい使用方法です。
 また、ポータブルの世界で唯一SONYが失敗を繰り返したカテゴリでもあります。
 WindowsCE搭載のハンドヘルドより小型で縦画面を採用し、入力デバイスはタッチペンまたは、変則の小型キーボードを搭載しています。
 好きか嫌いか、というよりも必要とするかしないか、使いこなせるか使いこなせないか、使い方を心得ているか使い方を迷うか、ハッキリと意見が別れるカテゴリでもあります。
 因みに私は決まったスケジュールが無い、或いはやたらと変更される為、使い方を思いつかなかったカテゴリです。
 (新品購入後、翌日知人に売却)
 【文章:銀牙】(2009年5月8日追記)


パーム
 パームとは、PDAを発売しているメーカー名(Palm社)及び商品名(Palm)であり、同時に採用OSの名称(Palm OS)でもあります。
 PDAのPは、パームの略ではありません。
 しかし、PDA商品を扱うメーカーの為、PDA=パームタイプ端末が省略されて単にパームとなった様です。
 また、パームは手の平を意味する事から、手のひらパソコン=パームトップの様に使用される事があります。
 単にパームと言った場合PDAを指し、パームトップと言った場合ハンドヘルドを意味するかの如く使用されますが、欧米ではあまり差は無い様です。
 【文章:銀牙】(2009年4月25日修正)


ガジェット
 単なる道具と言う意味ですが携帯パソコン等を文房具として見た場合、小型な物はガジェットと呼ばれる様です。
 しかしそれは、携帯パソコンを日住的な道具として扱っている者が言う言葉でしょう。
 直説的にガジェット=携帯パソコンにはなりません。
 じゃあ、ポメラは何?というと、文房具なのでガジェットでいいと思います。
 【文章:銀牙】(2009年4月24日)


ポケットコンピュータ(ポケコン)
 電卓の延長線上にあるパソコン、またはプログラミングが可能な電卓を指します。
 関数電卓の要素が色濃い物が多く、サイズは一般的にPDAより大きくなっています。
 国内での代表メーカーはSHRAPとCASIOで、CASIOの方が関数電卓の流れを多く引き継いでいます。
 また、プログラミング可能な関数電卓を多く発売している事が特徴です。
 SHARPは、工業高校等の教材向けに多くのポケコンをリリースしていて、それが一部の販売店より民間に流通しています。
 ポケコンの延長線上、または平行線上に電子手帳があって、時に交わり、やがてZaurusという派生を生み出しました。
 【文章:銀牙】(2009年5月6日)


電子手帳
 一般的にハンドヘルドより小型で背広の胸ポケット、或いは大きくても内ポケットに入るサイズの電子デバイス。
 一部の機種を除き、プログラミングをする事が出来ず、純粋なツールとして使用されます。
 主に計算、アドレス帳(電話帳と名刺登録に分かれる機種も多い)、辞書、スケジューラ、メモ、時計(大半は世界時計を持つ)といった機能がROMで内蔵されています。
 機能が限定されている為、OSはありません。
 また前期品を除き、メーカー別にICカードで拡張された機能を使う事が出来ます。
 電源は手帳サイズを維持する関係で、ボタン電池を採用する機種が多い事も特徴です。
 80年代後半よりPDAがメジャーになるまで、ビジネスに打ち込む、割と真面目なサラリーマンと呼ばれる人達や、パチンコやパチスロ、競馬に明け暮れるのだけれど、割と勝てないギャンブラーと呼ばれる人達を中心に普及しました。
 前者は主にスケジューラやアドレス帳を活用し、後者は主に大当たり予想プログラムに踊らされました。
 尚、大当たり予想プログラムはICカードで本体ごと通販するセット販売という形で、電子手帳の販売に大きく貢献しました。
 一般的に普通に買うより割高で販売されてましたが、今でもこの手の商売が形を変えて生き残っている事から、電子手帳は相当売れたんだと思います。
 多分ギャンブラーに確率と情報量についての知識と、プログラミングについての知識があったなら、電子手帳はそんなに売れなかった事でしょう。
 蛇足ですが、一般的なパチンコの大当たり確率はおおよそ1バイトの情報量です。ていた事でしょう。
 【文章:銀牙】(2009年5月17日)


トップページに戻る


Copylight HAITASHIKI back to 1997.