「アラン・ケイ」博士の唱えた「DynaBook構想」を具現化するため開発されたOSです。
「Smalltalk」を参考に「Lisa」が開発され、後に「MacOS」としてGUI環境を世界中に広める事になりました。
当然、「Windows」や「X Window System」、「超漢字」や「BeOS」等も「Smalltalk」の進化の派生であると言えます。
では何故派生なのでしょう?
それは、これらのOSが氏の提唱する「DynaBook構想」のすべての条件を満たしていないためです。
すなわちそれは、「プログラム開発」の欠落を意味します。
詳しい話は控えますがオペレーションシステム上でアプリの使用と開発を同時に行え、それらをユーザーが意識する事なく行き来する事が出来ないと「Smalltalk」の正常進化と言えないのです。
とはいえ、ボーランド社製品で導入され、現在一般的となった統合開発環境等、多少の歩み寄りは行われています。
現在、仮想マシン上で「DynaBook構想」を実現させる(事を目指して)「Squeak」が存在しますが、これもまだ発展途上にある観があります。
追記:この記事を書いていた時点と現在では状況が変わっています。
特に「Squeak」の進んだ道は、当時感じていた方向と大きく変わり単なるツールと化した感があります。
squeakサイト(英語):http://www.squeak.org/
squeakランド(日本サイト):http://squeakland.jp/
【文章:銀牙】