排他式


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PC-386NAR

PC-386NAR
PC-386NAR(FTNモノクロ液晶)FTN=フィルム加工されたSTN

機種紹介

 PC-386NARは、それまで販売されていたEPSONノートパソコンからの路線変更が行われたモデルです。
 それは、PC-386AシリーズとPC-386Wシリーズの統合とアップグレードの開始です。
 (厳密には正式なアップグレードシリーズはNASからで、アップグレードの頭文字を取ってUGと表記されています)
 このマシン以降、各ブロックのパーツが共通化され、ノートの性能をユーザーの予算次第で向上させる事が出来ました。

 例えば液晶では、首の所で簡単に外せ、カラーFTN、カラーTFTと上げる事が可能です。
 ただし、マニュアルでは後期用480ラインの液晶は搭載不可となっています。
 何のマニュアルだったかは忘れましたがEPSONの何かのマニュアルです(笑)
 ノーマルの10インチFTN液晶は当時としては最大でした。
 この時代どのノートでも同じでしたが、TFT液晶の方が画面サイズは小さくなります。

 CPUも購入時のAMD製の386SX25MHzからインテル製486DXの50MHzまで交換可能でした。
 交換はEPSONで行うといった類ですが、CPUボードさえ入手すれば個人でも挿し換えるだけの簡単作業です。
 実際はAMD製の5x86まで乗せれた様です。
 (自分でやってないの為憶測コメント)

 メモリも一般的なSIMM(EPSON専用SIMM)で、他機種との共通化が行われています。
 ただし上限は14.6MBとなっています。

 後に書きますが、このノートの正しい使い方はDOSマシンなので、メモリの上限は気にする必要が無いでしょう。
 ただし、ハードディスクへのアクセス方法がIDEとなる事から、当時のCPUパワーからすれば負担となりますので、メモリの正しい使い道は、ディスクキャッシュへの割り当てと仮想ドライブ化です。
 これで数段スピード感が増します。
 後のSSDというものはこの様な事をドライブ単体で独立してやっているのです。

 話が前後しましたがハードディスクもパック化されて互換を取られています。
 他メーカーからも多く発売され、これらは簡単に秋葉原で購入する事が可能でした。
 中身は単なる2.5インチのIDEハードディスクでしたから、中身だけを交換する方法もあります。

【文章:銀牙】(2009年4月20日追記)


発売時のパンフレット

最初にして最強も可能なユーザーにとってはおいしいマシン

 PC-386NARが登場した頃、私はEPSONのPC-286LE(モデルSTD)、PC-286USと2週間で2機種を購入し、心は満たされていた反面、懐は全く満たされていなかったのでした。
 (PC-286LE-STDは定価36万8000円、PC-286USは定価26万8000円)
 その為、このマシンが発売された事をあまり意識していなかったと言うのが本音でした。

 価格は驚きの30万円を切る超低価格。
 それまでのPC-386NWは、インテル製386SXを16MHz駆動で動作する機種でしたが37万8000円でした。
 な〜にAMDとは言え名称は386です。
 きっと速い(気分になれる)のは間違いなしですよ。
 25MHz駆動だから十分速いのか。
 同時期NECのPC-98ノートと比較すれば尚更差がありますね。
 性能面、価格面でノートのジャンルではNECよりEPSON製が売れた様です。

 当時は現在と比較して販売価格は高く、ユーザーは1台のマシンを手に入れたら最低でも3年は使用するもので、何かを所持していれば他の機種は黙って指を咥えて見ているものでした。
 当然私はこの時期に手持ちのマシンのパワーアップに熱心で、他機種に色気を持てる状況ではありません(笑)

 現在のマシンは21世紀になってから知人より購入したものです。
 今だからこそこいつの正しい使い方が見えてきます。
 ヘタな拡張はせずDOSのみをターゲットにして、386(※互換)である事を生かしましょう。
 一部のソフトは486になって動作しなくなったと聞きおよ・・・そうだ、イースをプレイしよう!

 これですよ。
 この使い方。
 386まででしか動作しないゲーム機。

 ・・・FTN8階調液晶じゃ何がなんだかサッパリわからん・・・

 TFTは必須ですね。
 手持ちのTFTは4個すべて後期物なんで、こいつに付くタイプは持っていません。

 駄目じゃん。
 因みに前期物のカラーTFTは、ヤフオクでも異常な価格になってました。

【文章:銀牙】(2009年3月6日追記)


EPSON PC-386NAR

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