DynaTop 2010
1999年に東芝がDynaBook発売10周年記念モデルとしてリリースしたポータブルパソコンがDynaTopシリーズです。
デスクトップとして活用しますが、背面に取っ手が付いており、オフィス内での移動を考慮しています。
ディスプレイ下のくの字部分にキーボードを入れ込めば、不使用時にデスクを広く使えます。
(キーボード側もはまる様に凹みがあります)
東芝公式サイトより転載
名称も「Dyna」を名乗る通り、デスクで使うポータブルコンピュータの位置付けです。
私としては、デスクトップよりラップトップの延長線上にあると考えています。
写真の機種はCeleronモデルで、PentiumBモデル(DynaTop 2520)が上位機種でした。
見ての通り、ディスプレイにマザーが内蔵されています。
このディスプレイは15インチですが、下位機種として14インチモデルも存在していました。
バランス的にも15インチモデルの方が優れています。
構成パーツはCPU以外は、DynaBookで培って来たノートパソコンの技術で設計され、増設メモリもノート用のSO-DIMMで行います。
向かって右サイドにはPCMCIAカードスロットを2基、フロント底にはノート用CD-RWM搭載と、この辺りの設計にも東芝のノートパソコンに対する自信を伺わせています。
FDDもssシリーズと同じコネクタで、東芝製ノート用FDDを使用する事になっていました。
マザーボードも環境に考慮したハロゲン/アンチモンフリー材を使用し、焼却処理が可能となっています。
サポートされているOSは、Windows95、98、NT4.0、2000と、柔軟にオフィス環境に応じて導入できる様になっていました。
写真ではわかりにくいですが、サイドのPCMCIAカードは不使用時にダミーカードを挿す様になっていて、純正ダミーカードは手前一枚がオレンジ色で、それを挿した時、サイドのオレンジラインが繋がる様になっていました。
残念ながら写真では、純正ダミーカードでは無く、SSシリーズのカードで代用している為、ラインは寸断されています。
【文章:銀牙】(2009年4月16日)
ラインの美しさから一部の東芝ファンからは、この様に評される事があります。
確かに絶妙な曲がり具合とオレンジのラインがこのパソコンの魅力です。
しかし本当の魅力は携帯性にあります。
ノートパソコンよりデスクトップのキーボードの方が扱いやすいのは、誰でも知っている事です。
必要に応じて引っ張り出せる事こそが、このパソコン最大の魅力でしょう。
また、DynaBook発売10周年記念モデルであり、6年連続ノートPC世界シェアNo.1達成記念モデルでもあり、東芝ユーザーならコレクションしておきたい機種です。
【文章:銀牙】(2009年4月16日)
DynaTop2520/2010パンフレット
1999年6月発売
| CPU | Celeron(500MHz) |
| ROMBASIC | - |
| RAM | 64MB(MAX192MB) |
| VIDEO | 8MB(ATI RAGE 128VR) |
| 表示 | 1024x768(1677万色) |
| 音源 | SoundBlasterPro互換 |
| FDD | 3.5インチx1(オプション) |
| HDD | 2.5インチIDE6GB |
| 定価 | 378,000円 |